水彩スケッチの旅

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 2007年11月13日〜16日、3泊4日の日程で日本海岸沿い国道7号線をドライブしながら気に入った場所や宿の付近でスケッチしてみようと、第一回目の水彩スケッチ旅行を行った。あいにく雨が降るなどの天候で必ずしも旅の条件としてはベストではなかったが、ほぼ予定通りのまあまあの旅が楽しめた。

 次回は、雪道ドライブスケッチでもしてみようかと考えているところである。



 秋田県と山形県との県境に近い山形県側にある十六羅漢像のある磯でスケッチしてみた。磯に波が叩きつけて少し荒れていたが、スケッチには好都合と筆をとった。




 山形県鶴岡市の三瀬海岸にある立岩をスケッチしてみた。立岩のてっぺんから陸地の岩まで注連縄が架けられていて、その下には小さな鳥居があって奉られていたが、何とも可愛い鳥居であった。




 第一日目は、新潟県新発田市・月岡温泉の「月岡ニューホテル冠月」に宿をとった。宿の部屋の窓から温泉街をスケッチしたが、宿の庭園も手入れが行届いていて紅葉も見事であった。




 二日目の宿泊は富山県下新川郡朝日町にある「ホテルおがわ」に宿をとったが、その近くにある朝日小川ダムに立ち寄り、素晴らしい紅葉の風景をスケッチしてみた。眺めはあまりにも素晴らしかったので、絵の方は逆に失敗したようだ。




 「ホテルおがわ」の部屋からのスケッチである。朝食後、素早くスケッチしてチェックアウトしたが、描いていたときは太陽が照っていて、紅葉も鮮やかであった。




 三日目の宿泊は新潟県岩船郡関川村にある雲母(きら)温泉の「かくれ里・清流荘」に宿をとった。翌朝、窓からのスケッチである。遠くの山に靄がかかっていて墨絵のようであった。手前の川は荒川である。




 旅の帰りは余裕あったので、何回か脱線しながら旅を楽しんだ。その一つが鼠ヶ関の弁天島で、そこには灯台もあって、洋上のはるかかなたに粟島が見えた。弁天島の磯にあるテトラポットには荒波が打ち寄せていた。




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